GitHub創設者が語る"立ち上げから利用者300万人までの奇跡" 参加メモ
GitHub 創業者 PJ の講演会が開かれたので行って来ました。こういうイベントには珍しく有料(2000円)でした。それでも席は満席で、お金を払ってでもでようという意識の高い人が多いような気がしました。講演で特に印象に残ったのは PJ の Ruby への愛と大企業で誰かの下で働くのはうんざりだと言っていたことです。あと大分聞き取れるようになったと思っていた英語がまだまだだったのでもっと勉強しようと思いました..。
以下は書き殴りの参加メモです。
PJ の講演
- ditto.com インターンで手伝ってた。Google 画像検索のようなサイト
- 触っていた言語は php, asb, c++, java, ruby
- ruby に出会って恋におちた
- rails
- サンフランシスコの人からWebサイト手伝ってくれときた
- wayfaring
- ruby 好き、Webサービス作るの好き
- 共同創業者のクリスと一緒にブログを作った
- サンフランシスコの ruby界隈で少し名が通った
- 大企業で働くことに飽きた、嫌になった
- Err Free という ruby のコンサル会社をはじめた
- dogtime という social networks for dogs を作った
- コンサル会社もクライアントに従わなければいけないので大変
- 自分たちが自分たちのボスになれるように
- FamSpamを作った
- 家族向けの写真サービス
- 作ってる時は楽しかったがお金にならなかった
- OSS 界で fork は当初ネガティブな印象があった
- PJ たちは github でこれをポジティブなものにしたかった
- github は自分たちのために作った
- 元々3人で会社を立ち上げたときは LOGICAL AWESOME という社名
- github は多数のプロジェクトの一つ
- お金になると思ったのは、あるユーザーがお金を払いたいといってくれたとき
- Engine Yard という ruby のホスティングサイトを使った
- Beta Invites
- メールベースでdbに直接入ってアカウント作成していた
- 10人ずつ少しずつユーザーを招待してゆるやかにスケーリングした
- 逆にこれがバイラルを生み出したてよかった
- Office 0.1
- 最初の2年はちゃんとしたオフィスがなかった
- バーチャルなオフィス campfire
- 自分たち自身で github を使いながら開発
- Public Launch
- April 10, 2008
- バグもなくスムーズにリリースできた
- gitdown という meet up を定期開催
- git に関する発表
- drinkup で採用した Scott
- 頭がいい
- git に関する創業者よりも深い知識
- 最初は元々の自分たちが稼いでいた給料も入らなかった
- 売上にしたがって自分たちの給料をあげていった
- 1年たったとき、昔コンサルしていた時以上の給料を払うことができた。ローンチ時と同じくらい嬉しかった
Q&A
- 辞めた人がいないと聞いたけど採用プロセスは?
- 信頼している人づてで人を採用する
- github には社員投票システムがある
- +1, -1, +100
- +100 をつけたらその人がメンターとなって責任をもって教える
- 6割はサンフランシスコに住んでいない人
- ホテルを用意して2週間すごす
- リモートの人が6割で会社がうまくまわっているのはどうしてか?
- github はオンラインで会社をつくってきた
- face to face の mtg は一つもない
- github がユーザーを増やした一番の理由は?
- プログラマがうれしくない環境とは?
- github の開発はオープンソースを開発するのと同じやり方
- github ではマネージャー的な人は1人もいない
- 自分が働きたい場所、環境を自分で作るのが大事だよ
- 給料について
- 2年ほど全員給料が同じ時期があった
- ruby の何がよかったか
- very very readable
- 2年前書いた自分のコードを見てもすぐ理解できる
- java なら無理かも
- github が想定外の使われ方をした例を教えて下さい
- blog をみんなで pull request して修正
- ドイツでは法律の管理
- 税金の管理
イベント URL
講演する PJ